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2023年10月26日

経営の難しさ / No.08 中米滞在記


2005年 6月22日(水) 

 

お店が、まずいことになってきた。
会社の都合上、ここに書くのは控えてたけど、どうもねえ。

今やってる仕事って、会社のようなNPOのようなお店のような、全部当てはまってるんだけど、詳細は内緒。
要は、3人で出資して運営してるのよ。
んで、一人が日本で古着を集めて送る担当。
残りの俺と同僚Yが現地ホンジュラスで、古着を売って、その収益でボランティア活動をしてる。
まあ、その収益から俺達の生活費も出すってことでスタートしたんだけどねえ。

採算が悪いのよ。
2003年の2月から始めたけど、今のとこ生活費が月5万円しか出ないのよ。
これじゃあねえ。
ひとりひとりの出資は数百万だから、きついよ。
ホントは、もっと給料を取れるはずだったんだけど、なかなか難しいね。

古着の販売は、この国の首都テグシガルパじゃダントツの一位だと自負できる。
一番売れてて、一番大きな古着屋さんだ。超素敵。
でも、それでも、予想してたほど売れないんよ。
というか、予想が間違ってたのか?

いやいや、本当は一つの国に4店くらい出すつもりだったのよ。
ところが、2店で営業してるだけで、問題が発生した。

お店を現地人に任せられないのよ。
俺達日本人が抜けて、現地人のまあまあできそうな奴に任せるでしょ。
すると売上が一気に5分の1くらいに落ちるのよ。
ひどいでしょ。
5分の1よ。

もちろん販売額や店の利益に応じてのボーナスとかも用意してるのに
それでも、うまくマネージできないのよねえ。
その上、「クビにして下さい」って言うのよ。
退職金が欲しいらしい。
この国の労働法は、労働者に優しいから退職金とかいっぱい貰える権利があるのよ。

そゆ奴はぜったいにクビにせずに、いじめたおすことにしてる。

 

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