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2023年10月26日

ニジェールの電話屋 / No.14 西アフリカ旅行記


2001年 10月16日(火) 14:45 

 

昨日PARIからNIGERの首都NIAMEYに着た。
今回の出張で一番飛行機が心配な国や。
AIR FRANCEもとうとう週に一便しか飛ばさなくなってしもた。
忘れ去られる国の一つでしょう。NIGERIAとは違うのよ。

国は極貧やけど、資源としてウランが出る!
というので昔は(原子力発電が盛んなとき)は
日本もたくさん援助して濃厚な関係にあったらしいが、
今では象牙海岸共和国にいる大使館員も年に2回くらいしか来なくなってしもた。
手のひらを返すようでやーねぇ。

我々も仕事が小さくなって商売も減ったから、あんまり来ない。
やーねぇ。

去年来たときは12月で、思いのほか寒かった記憶があった。
みんな、皮のブルゾンを着てたんよ。
こっちは夏のスーツ。
つらい思いをした。
アフリカで凍えるとは!って。
で、今回は「2ヶ月早いが寒いだろう」って気合入れて
捨てるつもりのフリースを持ってきた。

で、昨日こっちに着いたら、
あっつーい。
俺の頭が弱いとか事前に確認すれが良いとかゆう問題よりも、
こ・れ・は・ショッ−ク!!
大丈夫か?俺。

今日は朝から(時間は内緒)AGENTに迎えに来て貰った。
颯爽とスーツとネクタイで登場。
AGENTAのLは会うなり、
「スーツとネクタイ決まってるねえー」
やっぱりそうか?
「でも、お客さんとはアポイント取ってないよ。残念」

「なんやー。せやったら前もってゆうてよー」
っておまえなあ。

という訳ですぐにネクタイは外して、Lが設立準備を進めているオフィスに行った。
Lが車屋さんで働いてるから、車の修理工場ってのがメインで、
後は貿易会社を運営してるのよ。名前もズバリ"L" CORP.LTD。
着いて、見てみた感想は、
「マジかー?」
敷地は結構広いが、敷地内に掘っ立て小屋を並べただけって感じや。
まあ、この国の感覚やから、これでもええけど、
どうかな〜

変な小屋があって、「何これ?」って聞いたら、
「雑貨屋さん」
クッキーとかタバコとか売ってるのね。
本業とは関係ないやん。
「隣の小屋は?」
「電話屋さん。」
公衆電話みたいなやつね。
でも、本業と違うやん。
中に立派?な机があったんよ。
「誰が座るの?」
「マダム」
「誰の?」
「電話のマダム...」
なんか会話になってないし。


とりあえず、明日の飛行機がキャンセルになってもたから、
明朝に客と会うことにして、昼休みにした。
もう44度くらいあるらしい。

 

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